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JAUS亜寒帯ラボ2020 第2回目の然別湖環境保全潜水研究活動

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新型コロナウイルスの終息が未だ見えない状況ではありますが、先月から活動を再開しましたJAUS亜寒帯ラボ。 まだまだ予定を考えることもままならない状況ではありますが、本活動へ協力をいただいている企業「北海道地域観光計画(HORTO)様」が然別湖へ諸用があるとのことで、急遽同乗する形で本年度2回目の「然別湖環境保全潜水研究活動」を実施致しました。 然別湖へ向かう道中は、どこも紅葉が進んでおり、目とココロにとても優しい風景でいっぱいでした。 しかしながら、秋の短い北海道。 紅葉とあわせて冬の足音も聞こえてきます。 そのような中、標高810mの高所に位置する然別湖は、色づいた葉もおおよそ落ちて、既に冬到来のカウントダウンが始まっているように感じられました。 現地の天候は曇り時々「あられやみぞれ」 気温は6度くらい。 山の頂きは、雪で白くなっていました。 水温は8度ほど。先週潜りました積丹よりも9度ほど低く、潜水器材で考えると寒冷地仕様のレギュレーターが必要な「コールドウォーター」となっていました。 陸や水面に吹く風は強く冷たいもので、浮上後かじかんだ手足をさらに冷たく。。。 寒いのは正直きついですが、亜寒帯ラボにぴったりな季節になったのかな?と思っています。 そんな然別湖。 湖面は冷たい気温や風に冷やされ、フォールターンオーバーに至り、 また、前日までの雨の影響もあり、視界(透明度)は4mほどで濁った状態。 参加したメンバーは、日頃のスキルを試される形となりました。 鹿追町や然別湖ネイチャーセンターが行うウチダザリガニ防除活動に潜水手採りとして協力させていただくのは、かれこれ10年ほどになりますが、まだまだ考えなければならないことが山積みです。。 JAUS亜寒帯ラボは、一般の会員を主体とするサークル活動です。 私をはじめ、日常は普通に会社勤めを行う有志が集まって実施するわけですから、本活動が原因で日常の会社業務に支障をきたすことが有ってはなりません。 そうなると、 ・参加条件や活動範囲の制限が必要 ・各種保険の適用を考えて、レクリエーショナルダイビングから逸脱はしない ・安全管理、危機管理の観点から、定期的なトレーニングが必要 ・闇雲にウチダザリガニを防除するのではなく、目的、目標が大切 潜水の難易度を上げる要因として代表的なものは、 ・低い透明度 ・低い水温 今回の活動は