テスト投稿 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 3月 11, 2019 特定非営利活動法人 日本水中科学協会(JAUS)の研究会として、 北海道を活動拠点にする「JAUS 亜寒帯研究室(通称 亜寒帯ラボ)」を発起いたします。 活動は不定期ではありますが、これからが楽しみです。 みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
然別湖キャンドルアイス研究活動その3 5月 05, 2019 文字サイズ、大きくしてみました☆ さて、今回の然別湖キャンドルアイス研究活動ですが、 潜水手法 氷について をお話ししたいと思います。 潜水手法 キャンドルアイスの中でのスノーケリング 今回は「スノーケリング」で実施いたしました。 理由の一つは、タンク手配は現在準備中と言うこと、 もう一つは、氷は水面に浮いていると言うことです。 できれば「スクーバスノーケリング」がベスト。 水中深くへ潜水しなくても、浮いている氷ですから、充分に観察できます。スクーバは体の安定と、ちょっとした潜水に使えます。 浮力はしっかり確保 カメラは落とさない工夫を もちろん気をつけないといけないこともあります。 浮き氷とはいえ、まだ大きな塊の状態がほとんどで、ロープ無しに侵入すると、簡単に水面にはアクセスできません。 だからと言って、氷の上は不安定で、穴を開けてエントリーもできませんから、陸上とダイバーの間にロープをつけることが一番安全なのですが、、 、融けかかった湖面、ロープが届く範囲に氷が浮いているとも限らないので、それは現実的にやりづらい。 ルール的に、 あまり氷の下へ侵入しすぎないこと 必ず水面へのルートを確認しつつ潜ること を守って行うことが求められます。 そうなると、個人のスキルと判断力が大事ですね。 キャンドルアイスに埋もれています 風でせり上がったキャンドルアイス ほどけたキャンドルアイスも、場合によっては気をつけなければなりません。 場所によっては、かなり密集していて、動きが制限されることもあるんです。 一見簡単に見えるこの活動ですが、ダイバーとして、自立(自律)したスキル、判断力を要します。そして、寒冷地仕様の装備、レギュレーターもです♪ 何事も、リスクは存在しますから、活動を行うには、注意点をよく理解することと、定期的なトレーニング、道具の準備を行うことで、好奇心を刺激する楽しい活動を行うことができるんですね☆ 楽しいね♪ 氷について アイスダイビングにて 一言で「氷」と片付けられてしまいがちなのですが、よ... 続きを読む
秋深まり冬直前の然別湖ウチダザリガニ防除潜水1 10月 22, 2019 ザリガニが好きなかたは、結構多く感じる。 日本で見られるザリガニは、 ・ニホンザリガニ ・アメリカザリガニ ・ウチダザリガニ で、北海道や東北に生息するニホンザリガニが、 唯一、日本の固有種である。 でも、一番印象的に記憶にあるのは、 赤いアメリカザリガニだったりする。 昔、お祭りの出店に「ザリガニ釣り」があって、 それはアメリカザリガニだった。 そんな意外と身近にあるザリガニではあるものの、 その生態などはわからないものだ。 特定外来生物に指定されているウチダザリガニは、 猛烈な繁殖力によって、元々の生態系を壊してしまう厄介な面がある。 食用として移植したものなので、その増殖にはある意味成功したのかもしれないが、元の自然環境を変えてしまう事は、今となっては問題だ。 完全に存在を駆逐する「駆除」は容易なことではない。 これ以上生息範囲を広げない「防除活動」を行い続けることが大切だ。 かといって、続けるためにはお金も必要。 モチベーションを持続させるためには、参加するメンバー自身が楽しめるものであるべきだと、JAUS亜寒帯ラボでは、そう考えているのである。 北岸の風景 ザリガニが好きで、ダイビングをスタートさせたメンバーがいる。 ニホンザリガニ、アメリカザリガニは、潜らなくても見ることができるのだが、ウチダザリガニは、その生息環境から、潜らなければ見ることができないということが、ダイビングをスタートさせた動機とのこと。 また、違うメンバーは、生活している環境が、ウチダザリガニの影響で壊れてきたことを危惧し、生活環境を守りたい気持ちでダイビングをスタートした。 彼は、ここでネイチャーガイドをしている。 様々な思いが、この然別湖潜水防除ボランティアに繋がっている。 視界が悪い中、倒木に注意 その潜水環境は、四季により全く異なる。 今回の10月中旬は、 水温9〜10度 視界3~5m 場所によっては倒木に覆われる。 さらに、ここは810mの高所域。 上の写真のように、天候により、水中は相当暗い。 このような環境の中で、活動を実施するには、 それなりのトレーニ... 続きを読む
然別湖ウチダザリガニ潜水防除活動 8月 14, 2019 湖の砂漠化 先日の「阿寒湖マリモ群生地での水草刈り取りボランティア」では、増えすぎた水草がマリモの成長を妨げてしまうことが問題でしたが、「然別湖」では真逆に水草が減り、砂漠化が進むことで生態系が崩れてしまうことが問題です。 原因のひとつとして、増えすぎた「特定外来生物ウチダザリガニ」による食害では無いか?と考えられています。海藻がウニによる食害などで少なくなる、海の砂漠化「磯焼け」と似ています。 今回水中を覗いてみて、その生息範囲が広がりを見せ、数年前に存在していた、ヒロハノエビモなどの水草が、残念ながら見られなくなっており、非常な危機感を覚えた次第です。 潜水による防除活動 ウチダザリガニは特定外来生物です。勝手に採ったり、生きたまま持ち出したり、移動させると、法律により罰せられます。なので、許可を得た団体が防除計画に基づき、かごを仕掛けたりし、捕獲作業を行いますが、水中の様子を直接みながら捕獲する「潜水手取り」も有効であることから、JAUS亜寒帯ラボでは、防除団体である「然別湖ネイチャーセンター」の活動にボランティア協力しています。 なお、本活動のリーダー松本さんは、然別湖ネイチャーセンター職員でJAUS会員であり、亜寒帯ラボの活動に参加するダイバーでもあります。 駆除と防除 増えすぎたウチダザリガニは、完全に駆除することが極めて難しく、これ以上増やさない、生息域を広げないことを目標とするため、防ぐ意味合いの「防除」としています。 防除活動成功のキーポイントは、こまめ、かつ定期的に、防除を継続することだと考えています。 今回の防除 8月11日、12日の二日間、参加者は3名でしたが、 ♂273尾 ♀177尾 合計450尾 と、かなりの数を捕獲いたしました。 潜水データは、 表層から7mまでの水温 20℃ 7mでサーモクラインがあり、その下は 16℃ 水深は10mまでの範囲で実施。 透明度 横10m 水中環境 然別湖は、湖水面で海抜約810mで「高所潜水」となります。したがって、初回参加に関しましては、高所潜水のトレーニングを受けていただくこととしております。(講義は当日行なっています。) また、倒木による水中拘束などのリスクもあり... 続きを読む
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